4回目となるLCCM住宅デモンストレーション棟の見学会が、平成23年9月5日（月）の午後に開催され、茨城や東京のほか宮城、愛知、鹿児島などから、住宅・建築産業関係者など100名が建築研究所を訪れました。
　当日の天候は曇りで気温は28度でしたが、湿度が高くて風も弱く、大勢の見学者が入った室内はさすがに汗ばむような環境になりました。また、4回目の見学会ともなると下調べをしてきた見学者が、現場で説明にあたっていた設計者で首都大学東京大学院教授の小泉雅生氏に、熱心に質問する姿が目立っていました。

　つくば市の最高気温が33度に達した7月12日（火）の午後、3回目となるLCCM住宅デモンストレーション棟の見学会に、地元・茨城県や東京都のほか、岩手県、福島県、岡山県などからの参加者も含めて、ハウスメーカー、設備メーカー、建設会社、地方公共団体の職員など124名が建築研究所を訪れました。
　本格的に暑い中での見学会は初めてでしたが、1、2階とも日射を遮る木製ルーバーを閉めた上で、1階はガラス戸を開放して冷房なしとし、2階はガラス戸を閉めて冷房を入れた状態にしたところ、見学が始まった午後2時過ぎの1階はさすがに蒸し暑かったものの、3時を過ぎて風が出てくると、冷房なしでも体感の蒸し暑さは少なくなったとの声が聞かれました。

　2回目となるLCCM住宅デモンストレーション棟の見学会が、平成23年6月9日（木）の午後に開催されました。当日は、遠くは新潟、富山、福岡から参加した人をはじめ、建築・住宅産業関係者など前回を上回る285名の参加がありました。
　今回は、参加者のグループ分けを工夫するとともに、デモンストレーション棟内に複数の説明者を配置したことにより、１グループあたりの滞在時間を大幅に長くすることが可能になり、じっくり見学できたと参加者には好評でした。

　東日本大震災の影響で延期になっていたLCCM住宅デモンストレーション棟の 第１回完成見学会が、平成23年4月28日（木）の午後に開催され、報道関係者、建築・住宅産業関係者など250名の参加がありました。

　見学会では、まず建築研究所の展示館において、建築研究所の桑沢上席研究員が環境設備の概要を、デモンストレーション棟の設計を行った建築家で首都大学東京大学院教授の小泉雅生氏が設計の概要をそれぞれ説明し、引き続き小グループに分かれての建物見学が行われました。

　建築研究所、日本サステナブル建築協会、建築研究開発コンソーシアム、建築研究振興協会及び筑波建築研究機関協議会の共催により、平成22年11月2日に、LCCM住宅デモンストレーション棟の現場見学会が開催されました。
　当日は、共催団体の会員企業・団体などから157名が参加し、まず建築研究所の講堂において、村上建築研究所理事長による基調講演、建築家で首都大学東京大学院教授の小泉雅生氏による設計概要説明、建築研究所の桑沢上席研究員による環境設備の概要説明が行われ、その後デモンストレーション棟の建設現場と、隣接する既存の環境実験住宅の見学が行われました。