1.多層構成
日射遮蔽、断熱、視線制御、防犯等の役割を担う様々
なレイヤー(層)を組み込み、それらの組み合わせによって、環境制御を行い、様々なアクティビティ(活動状況)への適応を検討しました。 |
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2.ストライプ状の平面構成
熱や風を和らげて取り込む緩衝領域、動的なアクティビティに対応した天井の高い空間、静的なアクティビティに対応した小空間などを確保し、多層レイヤーによるストライプ状の空間構成としました。
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3.積層された断面構成
人が出入りするレベル、光と空気が出入りするレベルを高さ方向に積層し、断面的にもレイヤーが積み重ねられた空間構成としました。 |
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4.モード
レイヤーの開閉により、夏・冬、昼・夜間といった季節や時間に対応したモード、不在時や就寝時といった生活に対応したモードなど、様々なモードを実現可能としました。 |
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5.自然エネルギー利用
太陽光発電パネルを一体化した屋根形状、風を取り込み空気の流れを作り出す通風塔、熱や風を取り込むパラボラ状の緩衝領域など、自然エネルギーの利用を図る建物形状としました。 |
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6.アクティビティに応じた空間構成
熱的緩衝領域を滞在時間の短い動線空間とし、身体感覚の延長としてとらえられる気積の小さい空間を滞在時間の長い就寝空間とするなど、アクティビティと温熱環境との重ね合わせを考慮しました。 |
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