■建築研究資料 |
No.198号(2020(令和2年) 4月) |
<概要> | |||||||||||||||||||||||||
本資料は、国土交通省により平成20年度より実施されている「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」(平成22年度より「住宅・建築物省CO2先導事業」、平成27年度より「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」に改称)において、平成27年度第1回から平成29年度第2回までの計6回の公募で採択された案件を中心に、導入されている技術・取り組みの内容をさまざまな切り口で分析し、とりまとめたものである。 序では、サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)の概要について、事業の目的、評価の流れと評価の実施体制、採択結果の概況などについて記載した。 第1章では、これまでの採択案件を対象に、募集回ごとの採択事業の変遷や、建物用途や対象地域等を整理し、事業全体の特徴を把握した。 第2章では、採択案件で採用されている個々の技術を、類型化して整理した。非住宅、住宅それぞれについて、設定した分類に従って取り組みの具体例を挙げながらその内容に関する説明を提案者が記載した申請書類等の記述に基づいて編集した。 第3章では、採択された54件(うち2件で取り下げがあった)の提案について、概要を掲載している。確定案の「提案概要」、「事業概要」、「概評」は建築研究所で記入し、「提案の全体像」、「省CO2技術とその効果」については建築研究所からの依頼により提案者が記載したものを取りまとめた。 最後に付録には、サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)評価委員会から出された計6回の公募における評価結果の総評について掲載した。 | |||||||||||||||||||||||||
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