■建築研究資料 |
No.163号(2014(平成26年)10月) |
<概要> | |||||||||||||||||||
吹付けアスベスト等以外のアスベスト含有建材について、アスベスト繊維の飛散性等に関して十分な知見がないことから、これらのアスベスト含有建材が使用されている居室等における室内空気中のアスベストの繊維の濃度の実態調査を実施することが必要である。 このため、劣化時および除去工事実施時等のアスベスト含有建材からのアスベストの飛散性について、以下の項目の調査を行った結果を報告する。 (1) 吹付けアスベスト等以外のアスベスト含有建材のアスベスト繊維の飛散性調査 (2) 機械室、エレベーターシャフト、及び空調経路等のアスベスト繊維の飛散状況の調査 (3) 建築物の利用を続けながらアスベスト含有建材の除去等を行う場合における、当該改修工事の上下階や隣室等のアスベスト繊維の飛散状況の調査 1)国土技術政策総合研究所 主任研究官、元独立行政法人建築研究所 主任研究員 2)環境管理センター 技術本部 部長 3)大林組大阪本店 建築事業部 厚生年金病院福島工事事務所 工事長 4)鹿島建設 建築管理本部建築技術部技術コンサルグループ 課長 5)清水建設 技術研究所 グループ長 6)大成建設 建築本部建築技術部主事 7)竹中工務店 安全環境本部 部長 安全環境担当 8)独立行政法人建築研究所客員研究員、芝浦工業大学 教授 9)東京大学 名誉教授 | |||||||||||||||||||
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