■建築研究報告

材料設計に関する研究 (第4報)  
−物理的居住水準よりみた住宅構成部材の要求性能に関する研究−

材料設計研究委員会

建築研究報告  No.58,  1970  建設省建築研究所


<概要>

  住宅の性能に関する議論は,最近非常に盛んになってきているが,建築研究所では,昭和42年から住宅の居住水準に関する研究というテーマで特別研究として研究を進めている。
  この報告は,その中の「住宅構成部材の必要性能に関する研究」に関するものの中間報告である。住宅性能は非常に複雑な要素から構成されており,これに対するアプローチの方法も多くのものが考えられる。
  この研究は「材料設計」という手法を用いて,住宅の性能を主として構成部材を対象に検討を進めたもので,もちろん多くのアプローチの方法の中のひとつに過ぎない。しかし,取り扱っている要因としてはかなり多くのものを包含し,それらを一応体系的に処理している点に研究成果としての特色があり,また,相当多数の関係者の長期間にわたる協力作業によってこの研究が進められた点においては,グループ研究の成功した例のひとつとして研究の進め方の上での特色があると考えている。



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