■建築研究報告 |
エフェクターに関する利用ガイドライン 日米共同構造実験研究「高知能建築構造システムの開発」技術調整委員会 建築研究報告 No.143 平16年3月 独立行政法人建築研究所 |
<概要> |
1998から2002年度に実施された日米共同構造実験研究「高知能建築構造システムの開発」の「エフェクター部会」では、近未来において実用化可能な材料として、形状記憶合金、電気・磁気粘性流体、圧電・磁歪素子、高靱性セメント系複合材料を対象とし、材料の特徴・特性、構造部材への適用とその性能、建築構造への利用・応用例における効果等に関する研究を行い、「エフェクターに関する利用ガイドライン」としてまとめた。近未来においてより実用化が可能で、材料や部材特性の把握、建築物への適用性が十分に検討された材料については利用ガイドラインとして、一方、材料特性の把握や建築物への適用事例に関しては検討されたが、近未来での実用化についてはさらなる検討が必要な材料については、利用技術資料としてまとめている。 |