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出火の可能性に關する研究
碓井 憲一
建築研究報告 No.1, 昭和24年3月 建設省建築研究所
建物内に於て.何らかの原因により可燃物に着火した場合,可燃物はその中の酸素及び室の隙間から供給せられる酸素によって燃燒するが,その燃燒量及燃燒繼續の可能性の有無は,その室の密閉度,云ひ換へれば換氣回數によって異る。 これらの關係を數種の可燃物により理論的,實驗的に研究し,燃燒繼續の有無,從って出火に至るか否かの限界點を求め,出火初期に於ける窒息消火の効果を檢討しようとするのである。
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