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金属系外装材料の自然暴露試験結果(10年目における劣化状況)
西田 和生*1、樫野 紀元*2
建築研究資料 No.97, 2000, 建設省建築研究所
性能規定化や建築物の品質確保、性能保証に伴い材料評価手法の整備が行われている。これに伴って、屋根外装材料においても材料評価手法の整備・体系化が必要とされている。 本資料は、近年開発された高耐久性の塗覆装綱板について耐久性の評価と評価方法について検討するため、塗覆装と無塗装材の自然暴露試験を行った結果をまとめたものである。暴露地は、つくばと沖永良部を選定し、つくばでは、異なった暴露条件(暴露角度や方向)による試験を加えた。また、実際の施工状況を考慮して試験体には曲げ加工を施した。 金属系外装材料の耐久性評価、特に、腐食・劣化状況を評価するため、目視観察、腐食速度、色差・光沢、白亜化、塗膜の密着性・折り曲げ試験・衝撃試験・剥離強度試験を行った。ここに、自然暴露試験10年目の結果について報告するものである。
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