■建築研究資料

筑波地域住宅建築技術の実態と問題点

渡辺  一正

建築研究資料  No.58,  February  1987,  建設省建築研究所


<概要>

  この研究資料は,昭和54年4月に建築研究所が筑波研究学園都市に移転したのを契機に始められた筑波地域住宅建築技術を対象とする一連の調査をまとめたものである。
  これら一連の調査は,その都度目的も方法も異なるが,筑波地域の住宅建築技術を対象とする点では変わりなく,また,底辺にある筆者の願望は次の3点に要約出来,全てに共通である。
  1)地域住宅建築技術の規定構造の解明
  2)地域住宅建築技術の変革要因の解明
  3)住宅建築技術の地域適合化過程の解明

  調査は,次の大別5つの調査に分けられる。
  1)筑波地域住宅の敷地計画,間取り,生活形態の実態調査
  2)筑波地域大工・工務店技術実態調査
  3)一集落全住宅悉皆調査
  4)新築住宅建方工法調査
  5)一般農民層古民家補足調査

  これらの一連の調査は,筑波地域の住宅建築技術の類型と変遷過程,生産システム等の概要とそれらが今日抱える問題点を明らかにするものである。


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