■建築研究資料

No.196号(2020(令和2年) 3月)

「空き家の改修による高齢者の居場所づくりの手引き」


米野史健、石井儀光

国立研究開発法人建築研究所


    
<概要>
 本資料は、建築研究所が平成28 年度から平成30年度にかけて実施した「地域内空きスペースを活用した高齢者の居場所づくりに関する研究」で行った事例調査及びモデルスタディの結果をとりまとめたものである。
 わが国の高齢者人口は増加の一途を辿っており、高齢者の健康な暮らしを支える上では、高齢者が家に閉じこもるのではなく積極的に外出し、地域を支える担い手として活動できるよう、外出先となる居場所やそこでの役割をつくることが求められる。
 こうした背景を受けて、標記研究では、日常生活の中で使われている高齢者の居場所の実態調査と、実際に整備された居場所の事例調査を実施した。それらの結果を踏まえて、高齢者の居場所をつくるために必要となる空き家の改修内容を検討し、モデルプランを作成した。
 さらに、事例における取組の実態や実現上の課題を整理して、居場所の整備・開設に向けた留意点をとりまとめた。


表紙・はしがき・概要・目次      199KB
第1章 高齢者の居場所とは 1,009KB
第2章 空き家を活用した高齢者の居場所づくり事例 10,735KB
第3章 改修による居場所づくりのモデルスタディ 9,632KB
第4章 居場所の開設に向けた検討のポイント 1,817KB
奥付 104KB
全文 22,155KB


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