建築研究所年報

第 56号 令和3年度

第 1 部   研 究 開 発 の 概 要

■令和3年度に終了した研究開発

【運営費交付金による研究開発】


【外部資金による研究開発】


■令和4年度以降に継続する研究開発

【外部資金による研究開発】

  • 1)科学研究費助成事業

  • 【研究代表者・主担当】
    1. 合理的な耐風設計のための地表面付近の設計風速の提案【安全・安心】
    2. 遠心実験に用いるメチルセルロースの温度依存性による液状化地盤挙動への影響の解明【安全・安心】
    3. 災害拠点建物群の早期復旧に資する衛星情報を活用した被災判定自動化技術の開発【安全・安心】
    4. 中高層木造建築普及に備えた実用性の高い重量床衝撃音遮断性能の測定方法の確立【持続可能】
    5. 同時多発火災時のリアルタイム避難誘導に関する研究:出火点に応じた見切り時刻の評価【安全・安心】
    6. 中高層木質構造物における高軸力を受ける柱脚接合部の汎用設計法の提案【持続可能】
    7. 建築狭所空間の点検調査を可能とするマイクロドローンの技術開発と社会実装【持続可能】
    8. 立ち仕事による下肢の疲労からみた床の性能評価方法の確立【持続可能】
    9. 乾式非構造壁等の被害実態を踏まえた鉄骨支持構造部の構造性能に関する基礎研究【安全・安心】
    10. BIM中要素の空間・属性情報と要素間の関係を用いた施設技術者の知識・経験の表現【持続可能】
    11. 移住支援にみる戸建持家の自律的な賃貸流通の可能性に関する研究【持続可能】
    12. 応急仮設住宅の供与期間終期における入居者退去と住戸解消に向けた対応策の検討【安全・安心】
    13. 建築・敷地レベルでの都市の水害リスク軽減手法とその評価及び誘導策に関する研究【安全・安心】
    14. 近年の運用変更を踏まえた水害後の応急仮設住宅供与必要戸数の推定手法の検討【安全・安心】】
    15. 断層レオロジーを考慮した海溝型巨大地震発生モデル構築及び地震動・津波の評価【安全・安心】
    16. スロー地震とスラブ内地震の関係モデルの高度化【安全・安心】
    17. 短期的スロースリップの発生とスラブ内の地震活動および応力場の時間変化との関係【安全・安心】
    【研究分担者】
    1. 強震動予測のための微動を用いた不整形地盤構造推定システムの構築【安全・安心】
    2. 杭基礎を有するRC建物の合理的な杭・基礎梁の終局設計法の開発【安全・安心】
    3. 革新的応力測定技術に基づくコンクリート用補強材の形態最適化【持続可能】
    4. 大判木質パネルの特性を最大限に活かした高可用型木質混構造の性能把握と評価【持続可能】
    5. 高強度化された木質構造接合部を対象とした割裂耐力の推定方法の提案【持続可能】
    6. 東アジアの伝統木造建築に見られる柔構造メカニズムの解明【持続可能】
    7. 飛び火延焼モデルの開発と木造密集市街地の火災延焼予測・消防水利更新計画への応用【安全・安心】
    8. 大地震後の継続使用を可能にする木質制振住宅の汎用設計法の提案【安全・安心】
    9. 水害等被災住宅の復旧に併せた住宅性能向上促進方策に関する研究【安全・安心】
    10. 木造住宅生産における職方の多能化に向けたジョブコーディネーションのモデル構築【持続可能】
    11. 縮小社会における総合的・中長期的な空き家対策に向けた実証的研究【持続可能】
    12. Slow-to-Fast地震学【安全・安心】
    13. Slow-to-Fast地震発生帯の構造解剖と状態変化究明【安全・安心】
    14. 高耐震性を有する直接基礎建物を可能とする既存杭を活用した複合地盤の開発【安全・安心】
    15. トンガ海底火山噴火とそれに伴う津波の予測と災害に関する総合調査【安全・安心】
  • 2)環境研究総合推進費事業
    1. 人口流動データと温熱シミュレータによる都市におけるヒートアイランド暑熱リスクに関する研究
      @人口流動データを用いた建物用途ごとのエネルギ−消費推計の高度化【持続可能】
      A人口流動データと温熱シミュレータによる都市におけるヒートアイランド暑熱リスクに関する研究【持続可能】
  • 3)地球規模課題対応国際科学技術協力事業
    1. ブータンにおける組積造建築の地震リスク評価と減災技術の開発【安全・安心】
  • 4)官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)
    1. 建築プロジェクト管理を省力化、高度化するBIMデータの活用【持続可能】
    2. デジタルデータを活用した建築物の被災判定による迅速な復旧促進【安全・安心】
    3. 木材需要拡大に資する大型建築物普及のための技術開発【持続可能】
    4. 流域治水における被害軽減のための木造住宅の水害対応技術の開発【持続可能】
  • 5)戦略的イノベーション創造プログラム(SIP(第2期))
    1. 衛星データ等即時共有システムと被災状況解析・予測技術の開発
      ・建築物被害状況解析システム開発【安全・安心】
    2. 衛星データ等即時共有システムと被災状況解析・予測技術の開発
      ・火災画像解析システム開発及び火災延焼リスク評価技術開発【安全・安心】
  • 6)寄付関係
    1. スラブ内地震を中心とした沈み込み帯の地震活動に関する調査研究【安全・安心】
    2. スラブ内地震を中心とした沈み込み帯の地震活動に関する発展的研究【安全・安心】

■共同研究

【建築基準整備整備促進事業に係る共同研究】

  1. CLTパネル工法建築物の仕様規定ルートの創設に関する検討【持続可能】
  2. 引張軸力が作用する鉄筋コンクリート造連層壁部材の耐力評価に関する検討【安全・安心】
  3. 併用構造や特殊な鉄骨造等の建築物における高さ等によって異なる構造計算ルート等の合理化に関する検討【安全・安心】
  4. 中規模木造建築の区画貫通部の仕様及び燃えしろ設計法の合理化に係る検討【持続可能】
  5. 内装制限及び排煙設備の設置基準の合理化に係る検討【安全・安心】
  6. 耐火構造の構造方法の告示化等に係る検討【持続可能】
  7. 内装制限に用いる不燃材料等に係る検討【安全・安心】
  8. 防火設備の告示仕様等に係る検討【持続可能】
  9. 中高層木造建築物の外皮の耐久性能に関する検討【持続可能】
  10. 住宅の洪水時の耐浸水性能に関する検討【安全・安心】
  11. CLT等を利用した住宅における評価方法基準化に関する検討【持続可能】
  12. 非住宅建築物の開口部に係る先進的な技術と空調・照明設備との一体的な省エネ性能の評価手法の検討 【持続可能】
  13. 住宅における日射熱の遮蔽・利用に関する地域性を活かした技術の評価手法の検討【持続可能】
  14. 住宅における暖冷房設備の運転方式(全館空調・部分間歇・部分連続)の再整理の検討【持続可能】
【一般共同研究】
  1. 鋼構造建築物の倒壊防止に関する設計・評価技術の研究【安全・安心】
  2. 強風災害の発生メカニズムに関する研究【安全・安心】
  3. 日本版竜巻スケールおよびその評価手法に関する研究【安全・安心】
  4. ピロティ架構の脆弱性評価と耐震改修技術に関する研究【安全・安心】
  5. 地震後継続使用に向けた杭基礎の耐震性能評価手法の開発【安全・安心】
  6. 普及型加速度センサシステムを用いた被災建築物の損傷性状評価のための応答計測システムに関する検討【安全・安心】
  7. 3次元データを用いた地震後の損傷評価手法に関する基礎的検討【安全・安心】
  8. 衛星測位やドローンを活用した地震時および地震後の建築物の損傷評価技術に関する研究【安全・安心】
  9. 衛星測位データに基づく被災建築物の損傷性状評価のための応答計測システムの精度向上に関する検討 【安全・安心】
  10. 衛星測位センサーを用いた被災建築物の残留変形分布計測システムの構築に関する基礎的検討     【安全・安心】
  11. 中層木造建築物の軸組耐力壁構造における垂壁・腰壁・梁の曲げ戻し効果の評価法に関する研究 【持続可能】CLTパネル工法および枠組壁工法の構造性能評価に関する研究【持続可能】
  12. 在来軸組構法における筋かいと面材を併用した耐力壁の構造性能評価に関する研究【持続可能】
  13. 劣化した鉄筋コンクリート造部材および高耐久性能を備えた鉄筋を有する鉄筋コンクリート部材の構造特性評価に関する検討【持続可能】
  14. 中性子ビーム技術によるあと施工アンカーの長期付着の安定化に関する研究【持続可能】
  15. RC造耐力壁の浮き上がり挙動に連動した鋼製ダンパーによる減衰機構の付与に関する研究【持続可能】
  16. LCCM(Life Cycle Carbon Minus)住宅に関する研究【持続可能】
  17. 建築物のエネルギー消費性能評価に基づくサステナブルな建築物設計法に関する研究【持続可能】
  18. 建築物の室内環境質と省エネルギー性能の両立を促進する技術に関する研究【持続可能】
  19. センサやロボット技術を活用した高度な避難安全性の確保に向けた技術開発【安全・安心】
  20. ガス成分分析を用いた建築材料の燃焼生成物の毒性評価手法に関する研究【安全・安心】
  21. 火災の燃焼生成ガスがマウスに与える影響およびその改善方法に関する研究【安全・安心】
  22. 建築内装用サンドイッチパネルの中規模火災試験方法:JIS A1320に基づく評価基準案の再検討に関する研究【安全・安心】
  23. 水和生成物の炭酸化性状がコンクリートの長期耐久性に与える影響に関する基礎的研究【持続可能】
  24. コンクリートの耐久性能等に及ぼすリサイクル骨材の物性に関する基礎的研究【持続可能】
  25. RC造建築物の2次・3次劣化診断調査用ドローン技術の開発【持続可能】
  26. ドローン等を活用した建築物の外壁の定期調査に係る技術開発【持続可能】
  27. CLTパネルの特質をいかした実験棟建設とその性能検証【持続可能】
  28. 枠組壁工法による中層木造建築物等の設計法の開発【持続可能】
  29. 木造住宅の屋根下葺き材の耐久性評価に関する研究【持続可能】
  30. 北海道想定地震に対応した住宅等の復旧・耐震改修技術に関する研究【持続可能】
  31. 中大規模木造建築物用炭素繊維束複合集成材の性能評価に関する研究【持続可能】
  32. 実大軽量鉄骨下地間仕切壁の力学特性に関する実験的検討【安全・安心】
  33. 光ケーブル及び光信号計測装置を用いた地震観測に関する研究【安全・安心】
  34. 建築・住宅・都市分野における技術基準等に関する研究【安全・安心】、【持続可能】
  35. 建築BIM、3D都市モデルに関する共同研究【安全・安心】、【持続可能】


第 2 部   主 要 活 動 の 概 要


  1. 組織
  2. 役職員数
  3. 予算
  4. 研究開発課題
    1. 運営費交付金による研究開発課題 
    2. 外部資金による研究開発課題 
    3. 令和3年度共同研究開発課題
  5. 施設貸与

  6. 技術の指導等
    1. 評価・評定業務等
    2. 書籍等の編集・監修
    3. 委員会等への役職員派遣
    (参考)無償の技術的支援(学会・協会等の活動への参画)   
  7. 災害調査
  8.  
  9. 講演会
  10.  
  11. 国際協力活動
  12.  
  13. 海外への渡航者
  14.  
  15. 海外からの建築研究所来訪者
  16.  
  17. 令和3年度交流研究員
  18.  
  19. 令和3年度客員研究員等
  20.  
  21. 所外発表論文等
  22.  
  23. 役職員異動
  24.  
  25. 研修
  26.  
  27. 刊行物
  28.  
  29. 年間主要事項

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